タイ保健局、10月より店内飲食には2回のワクチンが必要と言及。ですが…。

10月1日以降は、新型コロナワクチン接種を2回受けた人、または抗原検査結果が陰性の人だけが飲食店で食事をすることを可能となるとタイ保健局の局長であるスワンナチャイ氏より発表がありました。

利用客は、飲食店、理髪店、美容院、美容院、スパなど、リスクの高い場所と見なされる施設に入る前に、政府の「タイセーフタイ」アプリに登録する必要があります。

「タイセーフタイ」
ไทยเซฟไทย กรมอนามัย (moph.go.th)

さらに各店舗に入る前に、ワクチン接種証明書、または1週間以内に取得されたCovid-19抗原検査による陰性結果を提示するように求められます。
3カ月以内に新型コロナに感染したことの者は、回復したことを示す証明書を示さなければなりません。

また店舗内のスタッフは、2回のワクチン接種が行われ、社会的距離測定を遵守し、毎週Covid-19のスクリーニングを受ける必要があります。
さらに、定期的に触れた表面を1〜2時間ごとに定期的に消毒する必要があります。
そしてエアコンユニットには高効率の微粒子エアフィルターを設置し、適切な換気を確保する必要があります。

今回の発表は、本来9月1日始めたかった内容ですが、全くの準備期間のないまま発せられたのでバンコク都知事を始め、多くの業界から大反発をくらい、延期ということでタイ政府の面目を計った経緯があります。
すでにほとんどの飲食店では(有名デパート内などの店舗は真面目にやっているところもあります)、店内50%の入場者数なども守られておらず、現時点でのルールすらほぼ形骸化している中、先ずこのようなことを徹底させるのは難しいかと思われます。

もちろん、有名デパートなどは目立つということもあり、厳格にルールを守ろうとするところもあるでしょう。
そういったすべての飲食店をご利用になりたいというようなご希望の方は、前述について備えていた方がよろしいかもしれません。

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