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バーンカピのバスジャック事件、犯人逮捕! けが人なし!
- 2021/8/23
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昨晩発生したバスジャック事件の続報です。
8月22日日曜日の夜にバンコクの8番バスの車掌と乗客を人質に取り立てこもったバスジャック犯ですが、最終的に母親とラートプラーオ警察との説得により、午前2時ごろ平和的に解決となりました。
日曜日の21時30分、バンコクのバンカピ地区のハッピーランドロード1で銃を所持した容疑者が、公共バス8番の車掌と乗客を人質に取り立てこもりました。
警官が急いで現場に駆けつけると、バスが道路の右端の車線に停車していて、3人が車に乗っているのを見つけました。
容疑者は、日曜日の夜に戦勝記念塔でバスに乗り込んだが、バスがハッピーランドで終点となった際に降りることを拒否しました。
代わりに容疑者は銃を抜いて、運転手にバスを戦勝記念塔に戻して彼を降ろすように命じました。
それから、容疑者は運転手にバスのドアを閉めるように命令しました。
警察はその後現場に到着し、23時までバスを取り囲みました。
23時、容疑者はついに車から降り、武器を持ったまま歩道にしゃがみました。
その時点では、まだ降伏を拒否しています。
警官は急ぎ容疑者の母親と連絡を付け、深夜午前1時55時に母親を現場に連れて行き、息子に投降するよう説得しました。
そして彼は、警察に投降しました。
この事件で、負傷者はいませんでした。
午前2時30分、警察は、容疑者の名前はピーラナット・セーンチャン(24歳)であることを明らかにしました。
彼は、日雇い労働者でしたが、現在は職を失い、金銭問題に悩まされていたといいます。
追調査の結果、彼は7月7日に同じ11mm拳銃を使用してバーンスーのコンビニエンスストアを強盗し、8,000バーツを奪い逃亡したことが明らかになっています。
警察はさらに、容疑者が勝利記念碑での反政府集会に参加したことがあるかどうかを調査しているとのことです。
正気の沙汰とは思えない、全く着地点のない行き当たりばったりの犯行ですね。
ケガ人が出なかったことは、不幸中の幸いでした。