激化するデモ隊とその鎮圧部隊双方に対し、主戦場となっているディンデーン住民が抗議。

タイは連日のようにデモによる小競り合いが起きており、ゴム弾や催涙弾のみならず実弾も発砲されたようなニュースも飛び交っており、その抗争は激化しつつあります。
その中で、一番被害を被っているのは、どちら側でもないその紛争エリアに居を構える住人たちです。

バンコクのディンデーンエリアに住む住民は、デモ隊の弾圧中に発砲された警察の催涙ガスとゴム弾の影響をまともに受けており、彼らへの不快感を表現するために8月21日土曜日に2つの巨大な看板を掲げました。
ディンデーンの住民らは、警察と抗議者の間の衝突をめぐって激しく憤っています。

ある看板では「ディンデーンの住民は、この場所が戦場になることを望んでいない」と書かれ、別のバナーは「私たちには子供、高齢者、病気の者がいます。私たちに平和を取り戻してください」と主張しています。

住民はまた、抗議者と機動隊との衝突が起こったディンデーン交差点に置かれたコンテナを取り除くよう警察官に陳情しています。

彼らは、双方に暴力を使うのを止めるように頼むであろうと述べています。

 

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