矢崎総業のタイ工場(タイアロー社)、200名以上のクラスター発覚で閉鎖に。

日系企業にも影響が出始めています。

自動車などの電線やワイヤーを作成している矢崎総業(株)のタイ工場である「タイアロー」は、従業員4,300名のうち200名以上の従業員が新型コロナウイルスに感染していることが判明したため、チャチュンサオ知事の命令により14日間閉鎖されることが判明しました。

2021年7月20日、チャチュンサオ州知事であり、県の伝染病委員会委員長であるマイトリー氏は、以下の命令を出しました。

〇チャチューンサオ県バーンクラー地区にあるタイアロー株式会社を、2021年7月21日から14日間閉鎖とする。

〇感染のリスクがある人の症状を監視する場所として会社を使用します。
および滞在場所から、指定された管轄官庁によって承認されない限り、当該場所への出入りを許可しない。

施設(会社)の所有者または管理者が14日以内に再開を希望する場合は、施設での大規模なクラスター発生に備えて計画を立てる必要があります。
その上でチャチューンサオ県の伝染病委員会に検討を提案する

野戦病院、待合室の設置などの緊急時準備計画危険にさらされている人々のための拘留施設工場内措置を遵守するために特定の領域での病害防除(バブルとシール)

さらにタイアロー株式会社は、工場を閉鎖する前に従業員4,300名全員の感染検査をする必要があります。
現在500名が検査されたましたが、残りの3,800人を急いで検査を完了する必要があります。

矢崎総業(株)は1941年設立、タイ進出も早く50年以上の歴史を持つ日系企業です。
日本人駐在員にも新型コロナに感染したとの情報も得ています。
いよいよ深刻な事態となってきました。

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