開国の急先鋒、スポーツ観光大臣のピパット氏もあきらめムード。10月予定のイベント再延期へ

10月に予定されている『ブリラムモトGPモーターサイクルレース(The Buriram Moto GP motorcycling race)』は、再び延期となりました。

タイの観光・スポーツ大臣のピパット氏は、これはタイの新型コロナの状況を鑑みると、外国人観光客が来る可能性が低いという判断から今回の中止に至ったと述べました。

タイは以前、ブリラムを含む10県を外国人観光客に開放する計画を発表していました。
しかしこの計画は現在、プーケット、スラートターニー、パンガー、クラビーで限られた進展しかありません。

前回2019年に開催されたドル箱イベントである「Moto GP」のキャンセルは、タイのプラユット首相の120日以内(7月1日から)の観光業再開計画に大きな打撃を与えました。
多くの人が楽観的だと考えていたこれらの計画は、今ではボロボロだとタイの地元メディアは語っています。

「Moto GP」は、昨年3月にキャンセルされ、今年10月に再スケジュールされたところでした。

2019年には、このイベントに226,655人の訪問者があり、31億バーツの収入がありました。
その内、外国人観光客は59,525人でした。

ピパット大臣は、現在のレベルでの国内の感染により、地元の人々と外国人の訪問者の安全は保証されないと述べています。

外国人観光客復活を切望しているパタヤでも、7月20日より最も危険な区域とされる「ダークレッドゾーン」に分類されました。
バンコクはすでに1週間、部分的ロックダウンと夜間外出禁止令が出されています。
それでもなお、連日11000人を超える新規感染者が報告されています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る