【プーケット】観光業再開で、ぼったくりタクシーなど悪しき慣習も復活!
- 2021/7/5
- プーケット
タイの観光再開計画が7月1日にプーケットで開始されて以来、約8,000人の外国人観光客が世界中のタイ大使館と領事館を通じて入国証明書(COE)を申請しています。
外務省総局長のチャチャイ氏は、多くの外国人観光客がこのプロジェクトに強い関心を持っていると述べていました。
チャチャイ氏によると、プーケット「サンドボックス」が始まって以来、7,890人の外国人観光客がCOEに登録し、これまでに6,119人が予防接種認定を受け、2,802人が認定を受けたと言います。
予約の大部分はアメリカ人が占めており、ドイツ人、フランス人、イギリス人、デンマーク人の観光客がそれぞれ続いています
タイ政府は、今年の第3四半期に7月から9月にかけて約10万人の外国人観光客がプーケットを訪れ、約89億バーツの収入を生み出すと予測しています。
一方、プーケットCovid-19インフォメーションセンターは、7月1日の午前7時40分にバンコクのスワンナプーム国際空港からプーケットまでタイスマイルエアウェイズの国内線WE201便に搭乗した1名の乗客から陽性反応がでたとのことで、緊急のCovid-19検査を求めるべきだと発表しました。
さらに、プーケット地方自治体は、島の悪名高いいわゆるぼったくりタクシーの取り締まりを強化しています。
観光客はプーケットツーリストのSNSに苦情を投稿し、空港からパトンビーチまでタクシーを利用した際に900バーツ(約3150円)を請求しようとしたと言います。
彼女は、過去の訪問の経験からルートに精通しており、これが法外な運賃を徴収するタクシーが本当にいることを実感したといいます。
観光業再開後すぐに日陰の存在だった悪習が復活したことはタイの全国的なニュースとなり、プーケットのプロフェッショナルツーリストガイド副社長であるナッタコーン氏は、彼の個人的なSNSに警告を投稿し、警告しています。
プーケットは現在、国中から注目されており何か起これはすぐにニュースになります。
観光関連の事業主は、昔のやり方に頼ってはならないと述べています。
観光客はプーケットの観光を無料で宣伝するスター的存在です。かつてのような悪い習慣に身を任せないようにしましょうと彼は付け加えています。
結局こういったインチキ商売ばかりが観光業を後押ししてしまうので、工場などで真面目に働いている他の一般タイ人らの労働意欲を阻害されてしまうのです。
従って本誌では昨年4月の新型コロナ流行時から、「観光業に頼らない国造りをしないと大変なことになる」と終始一貫して警告して参りました。
実際、観光業は総倒れとなり、観光業に毒された労働意欲のない失業者がたちが溢れかえり、犯罪をおこすまでに至るケースすらあります。
もう時計の針は元には戻らないことを早めに悟るべきだと思うのですが、みなさんはどうお感じでしょうか。