【タイ人も称賛】ペッチャブーン県の学校では授業料など一切を請求せず。フアヒンの学校も閉鎖期間延長へ

タイ中北部のペッチャブーン県にある学校がタイ国民より広く称賛されています。

4月から始業を始める予定だった学校では、新型コロナの影響で学校が閉鎖されたにも拘らず、入学金や授業料の返還に応じた学校は非常に稀でした。
しかし、ここペチャブーン県ノーンパイにある学校では、新型コロナによって引き起こされた教育の中断による学生に生じたトラブルを鑑み、学費を請求していませんでした。

授業料は1,700バーツですが、親がお金を払う必要はありませんでした。
さらに、特別活動の追加料金1,500バーツも免除されています。

生徒たちはすでに学期の開始が1か月遅れている上、「オンライン学習」のフォローがほとんど不十分で、理解が難しい生徒と保護者から不安の声が耳に入ってきています。
この学校のサイトの情報では、古い制服をそのまま流用できることを示唆しており、制服の寄付を歓迎していました。

現在、タイの他の学校が追随するかどうかはまだわかりません。

教育大臣は、教育セクターにおける新型コロナ第 3 波の混乱による、払い戻しまたは料金の引き下げに関するガイドラインをすでに発表しています。

タイの学校では5月中旬から1学期が開始されているはずでしたが、6月1日に延期されました。
その後、教師と学校のスタッフが予防接種を受ける必要があるというニュースが届き、来週の6月14日にさらに遅れが生じています。

さらにチョンブリー県ではすべての学校は追って通知があるまで開校を延期と発表しており、フアヒンの私立学校も同様に延期されると通知がでています。

一部の地域では、教師向けのワクチンが不十分であるとも報告されています。

果たしてバンコクではどうなるのでしょうか。
やはりオンラインで教えられることには限界があり、人と人のコミュケーションや集団行動など学校という場だからこそ学べることも多いかと思います。
個人的に、そういった教育の機会を奪われた子供たちの未来が心配で仕方がありません。

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