【ドライブイン・ブッフェ】でもそれ罪に問われるかもしれません。

5月1日より適用された新たな行動制限より、バンコク、チェンマイなど6都県では店内飲食が禁止という厳しい措置が実施されました。

【在タイ日本国大使館】5月1日から適用となる新たな行動制限に関する詳細(店内飲食禁止など)

それでも好きなものを好きなだけ食べられるブッフェは、タイ人に大人気。
なんとかしてそのニーズを叶えさせたいとお店側がアイデアをひり出して考え付いたのが、『ドライブイン・ブッフェ』なるものです。

店内飲食が禁止なら、お客さんに車で来てもらい、オーダーブッフェ方式で注文した料理を車の中で食べてもらうという正に脱法ビジネスだったのです。

そのアイデアを考案し実行したのは、ダークレッドゾーンの指定中のチェンマイにある『Daiso.Sushi(ダイソー寿司)』というお店。
その一風変わったアイデアと、ブッフェ恋しやのニーズも重なり、各メディアが取り上げ大盛況となっている模様です。

しかし、監督官庁よりちょっと待った!が入ってしまいました。
これは最悪、罪に問われる可能性があるとのことです。

タイの保健省は、自家用車内で食べる新しいサービスのことを心配しています。
車内での狭いスペースでの飲食は、共有気流をもたらし、新型コロナの感染リスクを高めることになるでしょう。

しかも、このような車内での食事は、車内の人が同じ家の家族であるかどうかもわからないため、新型コロナの感染のリスクがさらに高まる可能性があります。
それと1メートル以下の小型車は、人との間隔が50センチメートルもなく、換気が十分ではありません。
そして、食べるのに長い時間がかかります。

さらに、一緒に食べるときもマスクを外す必要があります。
同じ家のものでも、外出先の車内で2人以上がいる場合、マスク着用義務が発生します。
これは罰金を科される可能性があります。

今回のこの厳しい行動制限は、このような脱法行為を助長させる意図で行っているのではなく、あくまでも新型コロナの感染拡大を抑え、安心して健康に暮らせる生活をとり戻すために行っていることを改めて考え直してほしいと苦言を呈しています。

日本でも店内でお酒飲めないなら外で飲もうと、新型コロナをまき散らしながら、ゴミまでまき散らして帰っていく若者などが横行しているようで、全く事の本質を理解できない者が多数いるようですが、それと比べればタイの方がまだマシですかね。

 

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る