第3波は2~3週間のうちに収束するだろうとアヌティン氏。甚だ疑問の発言内容に逆転の一手はあるのか?!

公衆衛生大臣のアヌティン氏は、毎日の新型コロナ感染率が停滞し始めており、200万個のファビピラビル錠剤(アビガン。新型コロナに効くと言われている抗インフルエンザ薬)の投与を患者に保証し続け、治療体制を強化するよう病院に呼びかけていれば、状況は2〜3週間で正常化し始めるはずだと目標値を示しました。

彼は新型コロナの状況は制御されており、関連する委員会によって期待通りに進んでおり、すべての人がウイルスの制御に貢献し、公衆衛生システムが効果的に機能していることを保証しあました。

またアヌィン氏は、新型コロナ治療に役立つファビピラビルの200万錠が2〜3日で到着することを明らかにしました。
政府製薬組織はピルの配布を管理しており、必要に応じてさらに注文する準備ができています。

折り悪く4月23日、新型コロナ新規感染者2,070人というタイではこれまで経験したことのない数値をだしてしまいました。
しかも内訳が、タイの国内間感染が1,902名ということで、第2波と異なり一部の特定エリア内感染に留まらず、タイ全土で感染が広がっていることを示しており、予断を許さぬ状況となって参りました。
本誌では今回のケース、とても2,3週間のうちに収束するようには思えませんが、果たしてタイ政府に逆転の一手が用意されているのでしょうか。

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