ソンクラーン初日の交通事故による死亡者数は25名、負傷者数は356名。死亡者数激減!えっつ?!

ソンクラーン初日(4月10日)の交通事故による死亡者数は25名、負傷者数は356名と大幅な減少となったことが、交通安全・防災・軽減局長の報告により明らかとなりました。
なお全国で発生した交通事故は348件とのことです。

この数字が正確であれば、実はタイの1日あたりの死亡者数よりもかなり少ないです。

タイは、年間2万人以上の人が交通事故で亡くなっています。(2018年)
その計算で行くと、ソンクラーンや年末年始など長期休暇での死亡事故が最も顕著ですが、毎日おおよそ50人~60人が交通事故で亡くなっていることになります。
従って、ソンクラーンという特別な時期も含めて、一日25名というのはタイではかなり少ないと言えるかと思います。

とは言え一日で25名が亡くなっているというのは、ドライバー自身が飲酒などの場合も多いですが、もらい事故もあるでしょうから、そういった人にとってはやり切れない思いだということは計り知れます。

局長のブーンサム氏によると、事故の31.61%はスピード違反に起因し、飲酒運転(22.99%)と突然の車線変更(20.40%)がそれに続くとのことです。

事故のほとんど(82.91%)は、オートバイに関係しており、7.56%はピックアップトラック、3.92%は普通自動車でした。

全国に、合計60,201人の職員が配置された1,913の主要な検問ポイントがあります。
合計342,028台の車両がチェックのために停止され、58,347人のドライバーがさまざまな違反で摘発されました。
これには、安全ヘルメットを着用していない14,852台、免許なしで運転した16,125台が含まれているとのことです。

駐在員の方でも運転を許されている方もいらっしゃるかと思いますので、この時期の運転にはくれぐれもご注意ください。
こちらの運転の問題ではなく、向こうの運転が危ないので!

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