タイアイドル戦線に異常あり!他グループとの差別化に、サービス合戦突入か?!

こちらの方が卑猥に見える…

タイアイドル業界への挑戦

MBKセンターが主体となって、毎月開催されているアイドルイベント『アイドルエクスチェンジ(Idol Exchange)』。
イベントやライブ、SNSなどを中心に活動している女性アイドルグループや男性アイドルグループにも焦点をあて、彼らが表現できる場所を提供している貴重なイベントだ。

このイベントに出演しているグループは、日本で言うところの「地下アイドル」的なグループが多く、その彼女たちの活動資金(収入)を支えているのは、日本同様、物販である。
物販とは、チェキ撮影であったり、グッズであったり、CDであったり、そのグループごとに趣向を凝らした商品をファンたちにアピールして、同時に自身をも売り込んでいく貴重な時間でもある。

そういった場所を提供してくれている『アイドルエクスチェンジ(Idol Exchange)』で、ほぼレギュラー出演中の『Habita Land』(通称:ハビタ)が、4月3日4日に開催されたイベント内で驚くべきチャンレンジとも言える企画を行った。

なんと、【水着姿でメンバーとチェキ撮影ができる!】というものだ。

さわやかな印象しかない

タイアイドル界に存在する不文律

(ここのくだり長いので興味ない方は飛ばしてもよし)

日本のアイドル事情に精通している方は、「えっ?それ普通じゃん!」と言われる方も多いことだろう。
かのAKB48でさえ、水着はもちろん、下着姿でMVを撮影している。

しかし、ここはタイ。
タイは、建前と現実とのギャップが非常に激しい国である。

夜になるド派手なほどに風俗産業が幅を利かし、パタヤのような街は風俗で成り立っていると観光当局が公言しているほどである。
かと思えば、こういったエンターテイナーたちは肌を露出することはハレンチだと横やりを入れる者がいたりと、アイドルが水着を着ることをご法度とするような風潮があるのだ。
と思えば、モーターショーなどのイベントでは、水着より過激なのではないかと思うような衣装を身に着けて、車を売ることに一役貢献していたりする。

もうダブルどころかトリプルスタンダードな国なので、日本人の我々からすると何にこだわりをもって良し悪しとしているのか、さっぱり理解ができないところではある。

ただこのアイドル=水着禁止は、あくまでも業界に存在している風潮的な部分であり(もちろん、そういったイロがついたアイドルはイベントに使ってもらえないなどの制裁があるかもしれないが)、何か法律で禁止までされるまでに至っているわけではない。(わいせつ物頒布罪などを除く)

これは、あくまでもタイアイドル界に根付いている不文律なわけだ。

筆者は元々90年代にグラビア誌の編集をしていた経歴があるので、アイドル=かわいいものが、水着というパワーアップアイテムをを着てさらにかわいくなることに何の罪があろうか、という持論を持っている。

しかしながらその前段階として、タイではビキニという衣装ががあまり一般的ではないという側面もある、少なくとも一昔前までは。。。

タイ人は、海や川、滝などで水遊びをする場合、基本的に服のまま入水する。
むしろ、滝などがある自然公園では、水着での遊泳は景観を損ねると問題になってしまうほどだ。
(それ以上に欧米系の観光客が、裸になってしまうのが問題なのだが)

従って水着というのはタイ人にとって、最大限に肌を露出させたほぼ裸に近い召し物で公共の場で着るものではないという建前的観念が大前提にあるのだ。

ただそのような昔ながら的な思考は、少なくともバンコクなどの中心地では現在相当な変化がみられる。

よくタイの教本的なガイドブックなどをみると、タイ人は宗教的観点から牛肉を食べないとか書いてあるが、あんなのは既に大ウソだ。
巷のデパートに行けば多くのタイ人客が、追加料金を支払ってでもタイスキやしゃぶしゃぶ屋で牛肉をむさぼり食っている。
日本の和牛は、特に人気だ。

確かに昔のタイは、流通などの観点から外国産の牛肉は非常に高く、庶民が食べる牛肉と言えば水牛(クワーイ)の肉なので、何十時間も煮込んだものでなければとても食べられるものではなかった。
そういった観点から、豚肉の方がおいしいので、牛肉を食べなかった。
宗教は全く関係ない。
ちなみにタイ人の頭を触ってはいけないというのも、ガイドブックやよく知らんyoutuberあたりが宣っているが、宗教とは全く関係ない。

ビキニ関しても海に旅行した場合、多くのタイ人が自信のSNSで水着姿を披露したりしているので、昔とはだいぶその考え方に変化が見られていると感じることができる。

タイは日本のアイドルの写真集などで多くのロケ地にもなっている

サービスの過激化に注意!

少し話はそれたが、その不文律にあえてチャレンジを見せた『Habita Land』(通称:ハビタ)のメンバーたち。

この水着チェキに関しては、前売りのチケットを購入しイベントに臨む必要があった。
その価格なんと1000バーツ(約3500円)。
一般のタイ人にとっては、なかなかの金額だ。
アイドルヲタになるには、財力がないと続けられないのがよーくわかる。

それでも今回は初の試みということで、反響の方はすごかったようだ。
もちろん、どこまで何ができるのかよくわからなくて、この金額に躊躇した方もいただろう。

でも実際は、こーんなことができたようだ。(撮影場所は帳で囲まれていました)

ええーっ!

水着で単に二人で微笑ましくニコッ!ってだけじゃないのー?!
いきなりこれかい!

って驚いてしまうほどの内容だ。
ボーダーを超えてしまうとすぐに振り切ってしまうのが、タイのすごいところ。
もうちょっと段階を踏んで様子見ながらやった方が、戦略的にも良いと思うのだが…。

まあ、購入したファンがラッキーだったと言うしかありませんな。
こういうのがSNSなどで流れて、次回から規制規制となる可能性もありますからね。

いずれにせよ、こういった日本的なグラビア文化や撮影会文化もアイドル文化の一部として、是非定着していって欲しいと切に思う。
水着=卑猥なもの、エロと考える人の方が、むしろ発想力が貧しいのではないだろうか。

都市の発展と共に変わりつつあるタイ文化。
アナタの「タイ感」アップデートできてますか?

 

↓ 『Habita Land』(通称:ハビタ)のフォートちゃん。カワイイ子がカワイイ水着を着て、何が悪い!

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