正に正念場!バーンケー市場へワクチン投入。地方へ感染が既に拡大か?!

正に水際の攻防戦となっています。

バンコク都(BMA)と保健省は、17日水曜日にバーンケーの主要市場で発生した大規模クラスターを食い止めるため、ワクチン接種の展開を開始しました。

バンコクのアサウィン知事も現場を監督するために出席しました。

BMAは、バーンケーの大規模クラスターに対処するために6,000回分のワクチン投与を準備しており、初日に最大600回の予防接種を行うことを予定しています。

一方、水曜日にザ・モールバーンケー近くの公園に配置された出張検査ブースで無料の新型コロナ検査を行っています。
職員は混雑を防ぐために順番整理券を配りました。

新型コロナウイルス状況管理センター(CCSA)によると、53,840人が2月28日から3月16日までの間に最初のワクチン接種を行いました。

そのうち、30,853人が医療関係者、6,036人が新型コロナ患者と接触した職員、2,814人が慢性疾患の患者、14,137人が高リスク地域に住む人々となっています。

ちなみに本日(17日)の新規感染者数は248名で、そのうちバンコクの市場などのコミュニティ内感染者が154名と突出しています。
気になるのは、コミュティ内感染以外の感染経路が判明していない感染者数が79名と、しかも広域で見つかっている点にあります。
ここ最近ではかなり多い数値ですので、ここからまたクラスターがクラスターを呼ぶことにならなければ良いのですが…。

落ち着いたかと思えば、さらに正念場がやってくる。
この負のスパイラルは、ワクチンで食い止めることができるのでしょうか。
少なくともワクチンが出回るまで、国を開けてコロナウイルスを呼び寄せるようなマネは避けるべきかと思うのですが…。

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