タイの国民食「ガッパオライス」ら2品頼んで500バーツ!消費者怒りの投稿、正しいのはどっちだ?

photo by Khaosod

みなさんは、ガッパオライス(呼び名がイマイチしっくりきませんが)は、通常いくらくらいだと思いますか?
40バーツ?100バーツ?
キレイ目なレストランで頼んだとしても200バーツもしないくらいが関の山ではないでしょうか。

しかしこの度、トラ―ト県のチャーン島を訪れたタイ人観光客が、何の変哲もないガッパオライスとニンニク入りの豚肉揚げの2品で500バーツ(約1750円)もお会計でとられたと、タイのネット界隈をざわつかせています。
この件について、当初ノーコメントを決め込んでいたレストラン側でしたが、この度トラ―トの観光協会がその理由について口を開きました。

トラート州観光連盟事務局長は、このレストランは5つ星ホテルであり、観光客がすでに価格を認めているため問題ないと思っています。

トラート県観光産業評議会事務局長のサカシット氏は、今回のガッパオライスとニンニク入りの豚肉揚げの1皿あたりの価格は、250バーツになります。
これは、ホテルがチャーン島さらに5つ星の地区にある高級ホテルであり、メニューに記載されている価格でホテルのレストランから注文したためで、正規の料金です。

SNSなどで議論になっている問題はわかります。
議論することは自由です。
しかし、食事の料金は種類ごとに価格が異なり、ホテルやレストランのレベルもあり価格が異なります。
使用する場所や材料によっても異なります

サカシット氏は、観光客に理解を深めたいと語った。チャーン島地区の観光名所での食事やサービスの価格は、チャーン島に住む全体の人にとって高すぎたりすることはありません。
しかし、観光客が購買力やニーズに応じて選択できる価格には違いがあります。
観光をする方と一緒に理解したいのは、5つ星ホテルの食事料金は、他のレストランや高級ホテルとは異なるサービスなどで付加価値を提供しているのです、と語っています。

確かに、しっかりメニューに価格が載っているはずなので、それをきちんと確かめずに頼んだ方がよろしくないように感じますね。
国民食のガッパオならそんなにしないだろうと勝手に思い込んで注文したのかもしれません。
ただその結果、予想以上の価格が来て、驚いてSNSに投稿する気持ちが分からなくもありませんが、どのような価格をつけるかは確かに自由競争の観点からも自由なはずです。
価格を見せずに、また分かりにくくさせていたなら同乗の余地もありますが、これは完全に消費者側に非がありそうですね。
それによって、あらぬ非難を受けたレストラン側の風評被害たるや…。
訴訟にならなかっただけでも幸運だったと思った方がよいかもです。
ちなみに投稿者は、既に投稿を削除したようです。

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