【省庁間ガチバトル】観光客時期尚早に対し、プレミアム長期VISAで対抗

タイは連日のように客に国を解放したいという勢力がしのぎを削る仁義なき(?)舌戦が繰り広げられています。
昨日は、チュラロンコーン大学のティラ・ウォラタナラート博士が、観光客の受け入れは「時期尚早」と主張すれば、今度はタイ政府観光庁は、外国人観光客受け入れは慎重に行うので「問題ない」とそれぞれの立場でのガチバトルを繰り広げています。

タイ政府観光局のユタサック・スパソーン氏は、新たな「プレミアム長期滞在」VISAを発行し、外国人観光客受け入れの足掛かりとしたい考えだ。
長期滞在VISAは通常90日間までですが、プレミアムでは2回延長することができ合計270日間の滞在を可能とします。

外国人観光客は、タイ人がするのと同じようにすべての保健部門の規制に従い、代替検疫(ASQ)のガイドラインに基づく14日間の隔離のためにホテルに滞在する必要があります。また、72時間以内に「陰性証明」などの健康証明書と適切な保険への加入が必要となります。
それら健康規則が完了すれば訪問者にタイを自由に旅行する権利を提供すると言います。

新型コロナの感染状況に基づいて、どの国や地域が対象となるかについて検討されますが、このVISAは世界中の大使館や領事館で申請できます。
TATは、このVISAは限られた人へのオープンであり、毎月数百人程度ではないかと予想しています。

これはビジネスビザではなく、観光VISAだと彼は付け加えました。
現在タイの観光業は新型コロナ禍により瀕死の状態です。外国人による観光業の収益は全体の3分の2を占めており、GDPの20%になります。第4四半期に国が観光客に開放されなければ、観光労働力の250万人が職にあぶれるとの試算も報告されています。

どちらかの立場を採用すればどちらかが立たなくなる。中道を行けば、すべてが中途半端で全く前に進まなくなる。
これは国がどこへ向かうのかを決める大きな分岐点です。どれを選んでも批判されることは必至ですので、あとはタイ政府の手腕に委ねることとなるのでしょう。

 

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