【動画あり】コンドミニアム内で多頭飼い&放し飼いの女性、本日強制退去。メディアも異例の一日仕事

photo by Khaosod

今日の地元メディアはある一つのニュースで大忙しだったようだ。同じ一つのニュースに細かな動きがあり、なんと4回もアップデートを繰り返し続報を流していた。
そのニュースというのが、先日クロスボンバーでもお伝えしたこちらのニュース。

【動画あり】館内で7匹の犬を放し飼い状態にしているマンション。

パトゥムターニー県のあるコンドミニアムで犬を多頭飼いしている女性がいたのだが、部屋の中だけでなく共用部分にも離し飼いを行い、糞尿被害や鳴き声による騒音、時には住民を噛んだりなど多くの問題を引き起こしていた。

そして度重なる注意にも耳を持とうとしないこの部屋の女性に対し、ついにコンドミニアムの管理組合が強制退去を通知し、本日がその期限日となっていたのだ。

当日6匹いた3匹は実家に預けたのですが、(母親は6匹全てを預けるように行ったのだが、本人は認めず)3匹は自身で面倒を見るとそのまま車で引き連れていきました。
しかし行く宛てもなく終いには車のガソリンも切れ、最終的には元いたコンドミニアムの反対車線の道路に路上駐車し、籠城を決め込む始末です。

警察は一時間の説得の上、犬がかみつく可能性があるので「WashDog Thailand Foundation」の医療チームが麻酔で犬を眠らせてドッグシェルターに引き取ることとなりました。
犬たちは特に健康に問題は抱えていなかったようで、今は元気にエサも食べているそうです。

飼い主の女性は、少々精神に疾患があるのでないかということで、病院に一旦入院してもらうことになりました。退院後、犬をそのまま引き取ってよいか話し合うとのことです。

日本でもペットの多頭飼いを行う飼い主は、精神疾患などの病にかかっているケースを良く見受けます。
飼い主がそれでよくても、ペットたちの方も病に侵されているケースも多く、非常に危険な傾向であると考えられます。
タイは何かあった際に、このように住民も一丸となって強制執行が執り行えますが、日本はなかなか行政が動かず、事件化することも多いですね。
新型コロナのケースもそうですが、行政の強制力はある程度社会には必要なのではないでしょうか。
もちろん、香港のようなケースは論外ですが。

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