タイにもいじめが存在します。ある19歳女子大学生の死

タイは隠然とした身分制度があり、お金持ち階層に貧乏人は逆らえないなど、外国人には踏み込みにくい分厚い壁が存在します。
それは学校教員の場から、上下関係を徹底的に教え込まれます。
そういった意味での「いじめ」が存在し、それは日本のそれよりももっと直接的で本人の力だけでは逃げられない者なのかもしれません。

プーケットラジャハット大学の1年生ミントさん(19歳)は、8月20日木曜日チアリーディングの練習のために遅れて到着し、上級生にフィールドを8周するように強いられたそうです。 7周目に彼女は顔面蒼白となり青ざめていたが、彼女に対する罰は続行させられました。バチラプーケット病院のICUで治療を受けましたが、その甲斐なく死亡が確認されました。検死により死因は肺出血であり、鼻出血と口内出血を引き起こし、16分間の心停止が脳の酸素不足につながった。

この事件はタイのSNSで広く知れ渡ることとなり、ミントさんが発作を起こすまで強制的に走らされたという疑惑を調査することを後押ししました。現在警察では詳細を調査中とのこと。

また大学はこの件につき、彼女の家族に10万バーツの補償金を支払ったとのことです。

未来ある若者の死にご冥福をお祈りします。

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