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【タイ】新型コロナにあえぐ国民。対照的に富裕層は益々盛んに…
- 2020/8/5
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タイは世界でも稀にみる貧富の格差の激しい国の一つです。
加えて新型コロナで職を失い、ギリギリの生活の中、学校にいけない家庭も増加傾向にある中、その一報では世界に名だたるお金持ちを生み出しています。
Charoen Pokphand(CP)グループ(セブンイレブンや冷凍食品などで有名)を牛耳るその一族は、今月のブルームバーグによって世界で21番目に裕福な一族に選出されました。
タイでトップの座を保持しているChearavanontファミリーは、307億米ドル(9580億バーツ。3兆2572億円)の資産を所有しています。
Chearavanont帝国は1921年に設立され、現在では21か国の農業、食品製造、小売、通信のセクターをカバーしています。タイは新型コロナの危機に見舞われたため、CPグループは最前線の医療関係者と新型コロナ患者の両方に食品2億バーツ近くを援助し、フェイスマスクを作成するための生産工場へ1億円の予算を組んだ。。また、77の病院にそれぞれ100万バーツを寄付し、ロボットなどの通信機器を提供しています。また、CPグループは危機の際に世界中で40万人以上いるスタッフを解雇しないと宣言しており、二酸化炭素排出量を削減し、製造システム内で廃棄物ゼロにすることを目指していると発表しました。
一方、世界で最も裕福な家族は、ウォルマートを所有し、資産が約2,150億ドルと評価され長らく王者に君臨するウォルトン氏になります。