【タイ】そのマンホールの上、危険です

2020年6月27日。
タイに来たことがある方なら一度は不思議に思ったことはないだろうか。
「タイ人の後ろを歩いているとマンホールを避けるために急に歩行を変えてくるなあ。マンホールくらいそのまま歩いていったらいいじゃないか、ぶつかりそうだったわ~」と。

タイ人は日本人が考える以上に、マンホールの上や排水溝の上を歩きたがりません。何故でしょうか。
答えは本日のパタヤニュースを見ればわかるかもしれません。

朝8時30分地元の駐在員であるサントシュさんは、パタヤエリアにあるセブンイレブンの前から車を発進させようとしました。
すると突然穴にでもはまったような感覚に陥り、車が進まなくなってしまったというのです。
車を降りてみたところ、マンホールが破損してタイヤがハマり動けなくなってしまっていました。
地元の建設作業員によって約20分ほどで救出され、マンホールも修理されたとのことです。

サントシュさんはこの事件で怪我こそしなかったが、車の破損個所について責任を取ってくれる人はいません。

このようにタイのマンホールや排水溝は、本当に崩壊してしまうことがあり、まるで落とし穴のように真っ逆さまに落ちてしまうような事故がこれまでも何度かニュースとして伝えられています。そして実際に亡くなった方もいらっしゃいます。
日本のマンホールのように「上を通過しても安心して渡れるもの」と認識しているのは、私たち日本人だけなのかもしれません。タイにいらしたら、人ごみでも排水溝の上を歩かないようにお出かけされるのが無難ですと覚えておいてください。

 

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