【タイ】顔に酸を投げつけた残虐極まりない男が逮捕。

2020年6月17日。

タイ南部に位置するソンクラー県のハジャイ警察署の警察官が、コンビニエンスストアの従業員の女性が、若い男性に酸をかけられ重傷だとの連絡をうけ、現場に急行しました。

警察がかけつけますとコンビニエンスストアの女性スタッフは、20歳のBさん(仮名)であることが分かりました。 強い酸を頭からかけられたようで衣服が溶けて破れ、皮膚が赤く焼けただれるまでになり、全身に大やけどを負い座り込んでいました。

現場には、酸が入っていた缶と偽ものの銃を発見しました。

容疑者はBさんの元ボーイフレンドである18歳のN氏だということがわかりました。 

調査によると、一年間付き合った後、口論となり一か月前に二人は別れたとのこと。和解をしようとしたが断られたためあらかじめインターネットで購入した酸を投げつけたとのことだ。

近くに立っている見ていた彼女の友人らが即座に助けに入って来たので、容疑者は偽の銃器で威嚇しようとした。しかし、彼女の友人グループに取り押さえられたとのことだ。

別れ際も容疑者はしばしば女性を脅迫し、暴行する時には殺すとなんども脅されていたという。

この女性に酸を投げつけるという行為は、中東のイスラム圏でよくみかける事件で、顔が原型を留めないほどにただれさせながらも、命まではとらないという非常に残虐性の高い復讐方法として、現地では恐怖を強いられていた。 そのような模倣犯は二度と出すべきではない。酸がインターネットで簡単に購入できる環境を一刻も早く規制して頂きたいものだ。

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