パタヤで行方不明の青年発見! タイ国境の密林を彷徨いアリや木の皮で飢えをしのぐ。何してたの?

ちょっと耳を疑う事件です。

パタヤから行方不明になっていた19歳のイギリス人青年が、タイ・ミャンマー国境近くの密林で2週間さまよった末に無事発見されました。

彼はその間、アリや木の皮を食べて生き延びていたといいます。

発見の経緯

行方不明だったローレンスさん(19)は、10月11日午後7時30分ごろ、カンチャナブリ県サンクラブリー郡の「タムケーオサワンブンダン寺院」で発見されました。

地元住民と国境地域で貧困家庭を支援する団体「ワンスカイファウンデーション(One Sky Foundation)」が、軍当局と連携して救出に成功しました。

大規模な捜索活動

行方不明の届け出は、9月27日にサンクラブリー警察署を通じて国境警備隊に伝えられました。

彼の母親は、息子が9月26日に姿を消したとして、パタヤ市警察に失踪届を提出します。

「詐欺グループにだまされてミャンマーへ連れ去られたのでは?」と懸念を評していました。

その後、国境検問所や周辺地域に捜索のチラシを掲示し、ミャンマー軍の連絡部隊やカレン民族解放軍(KNLA)、カレン仏教民主軍(DKBA)とも情報を共有して捜索を展開していました。

10月2日には、当時のカンチャナブリ県知事アティサン氏が捜索強化を指示します。

サンクラブリー郡内の道路・ホテル・リゾート、特に国境近くのエリアで監視カメラ映像の徹底的な解析を命じました。

この結果、地元住民がローレンスさんを発見することができたと言います。

失踪の経緯

ローレンスさんによると、彼は9月27日にバンコクから車でサンクラブリーに向かい、オンラインで調べたミャンマー・カレン州の「パヤトンズー」へ行くつもりだったといいます。

しかし、国境検問所「プラチェディ・サムオン」に到着した際、入国管理官から「現在は渡航禁止」と告げられ、バンコク行きのバン乗り場まで案内されたと話します。

それでも帰りたくなかったローレンスさんは、一人で周辺を探索することを決意します。

その途中、宿を探していると勘違いした3人の男性に「センチュリー・ホットスプリング・リゾート」へ連れて行かれたが、宿泊費が足りず滞在できなかったとのこと。

その後、彼は一人でさらに奥のゴム林へと歩いていき、道に迷ってしまったそうです。

密林での14日間のサバイバル

「日が暮れてしまい、道に迷って出られなくなりました。14日間、アリや木の皮を食べて生き延びました。」

ローレンスさんはこう語り、暗い熱帯林の中を彷徨いながら、採取したものを食べて生き延びた経緯を説明しました。

10月11日、地元住民が彼を発見し、寺院に連れて行って食事を与えた後、当局の支援を受けて保護されました。

母親は「息子が無事見つかって本当に安心した。すぐに会いに行きたい」と喜びのコメントを発表しています。

携帯は充電が切れていたのでしょうか。
記事内容だけですと、その他、不審な点も散見されますが、事件性はなさそうなので、ただの人騒がせということで終了。

パタヤで行方不明の19歳イギリス人、タイ西部国境付近で目撃。ミャンマー詐欺拠点へ向かったか?

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