- Home
- 事件(タイローカル)
- タイ女優と上級国民男性が飲酒検問を拒否。「上層部と知り合いだ、ニュースにしたいのか?」ニュースになりました。
タイ女優と上級国民男性が飲酒検問を拒否。「上層部と知り合いだ、ニュースにしたいのか?」ニュースになりました。
- 2025/8/24
- 事件(タイローカル)

8月24日午前3時20分頃、バンコク・ワントーンラーン警察署が、下記の内容の通報を受けました。
バンコク・ワントーンラーン区に設置されたアルコール検問所で、「酒気帯び運転」「公務員への侮辱・暴言」「職務執行妨害」容疑の者を確保したとのことでした。
調べによると、容疑者は 女優マリー・ブリンナー(33歳) と、同行していた有名な上級国民男性でした。
事件の経緯は、以下のようなものでした。
午前3時10分頃、緑色のポルシェが検問所に到着。運転していたのはマリー・ブリンナー、助手席にハイソ男性、後部座席に女性2人が同乗していました。
警察が停止を求めアルコール検査を実施しようとしたが、マリーは車を降りず拒否してきたと言います。
代わりにハイソ男性が降車し「(警察)上層部と知り合いだ」と主張し、警察官に対し大声で暴言を浴びせ、挑発的な態度をとってきたと言います。
発言の中には「お前は誰だ」「一対一でやるか」など侮辱的な言葉が含まれていました。
その後、マリーが降車したが、繰り返しアルコール検査を拒否し「写真を撮ってニュースにしたいのか」などと反発してきたと言います。
警察は最終的に、マリーに対して「酒気帯び運転」の容疑を告知し、法的権利を説明した上で捜査官に引き渡すこととなりました。
しかし逮捕手続きの最中、ハイソ男性はなおも警察に暴言を浴びせ、さらに身柄確保を妨害しようとしたため、警察は制止し身柄を押さえたと言います。
被害を受けた警察官は、ハイソ男性を「公務員への侮辱・妨害・職務執行妨害」などの容疑で正式に告訴しました。
今後、法的手続きが進められる見通しとのことです。