絵に描いたような【悪党物語】。中国人彼女が彼氏を詐欺集団に売り飛ばし、自分はタイでバカンス。

17歳の中国人少女が19歳の恋人をタイに旅行へ誘い出し、その後ミャンマーのコールセンター詐欺グループに売り飛ばし、45万バーツを受け取り、自身は豪遊。
恋人は激しい暴行を受け、聴力を失うという地獄を味わいました。

香港メディア「The Standard HK」の報道によると、中国人の黄さん(19)は、17歳の交際相手に「家業を手伝わせる」と騙され、ミャンマーのコールセンター詐欺組織に売り渡されたというのです。

二人は昨年、ビリヤード店で出会いました。
少女は「富豪の娘」だと名乗り、やがて同居を始めた後、黄さんを誘惑してミャンマーで働くよう持ちかけたといいます。

2025年2月、二人はバンコクを経由してミャンマー国境へ向かいました。
ところが到着すると少女は突然姿を消し、残された黄さんは武装組織に拉致され、「トライアンフ インダストリアルパーク」と呼ばれる詐欺犯罪拠点へと連行されました。

その後、黄さんは暗い部屋に監禁され、コールセンター詐欺の仕事を強制されました。
しかしノルマを達成できなかったため、毎日暴行を受け、耳の聴力を永久に失う損傷を負いました。

数か月間の拘束の末、今年6月になって、ミャンマー潮汕商工会議所が身代金35万元(160万バーツ)を支払い、ようやく解放となりました。

一方その頃、中国警察は帰国した少女・周容疑者を逮捕しました。
報道によれば、彼女は黄さんを売った見返りとして10万元を受け取り、その後10日間にわたりタイでバカンスを楽しんでいたという。

絵に描いたような悪党物語ですな。

 

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