SC Asset、サイアム駅前にホテル『voco Bangkok Siam』。IHGと提携し2029年開業予定。

8月18日、SC Asset Corporation Public Company Limited(SC) は、子会社 SCX Corporation が IHG Hotels & Resorts と提携し、総投資額22億バーツの 「voco Bangkok Siam」 を開発すると発表しました。

これは同社のホテル事業ポートフォリオにおける4軒目の案件で、バンコク中心部・サイアムディスカバリー向かい、BTSサイアム駅至近という好立地に建設されます。

ホテルは28階建て、客室数350室を備え、レストラン、バー、フィットネス、屋上プール(バンコクのスカイラインを一望可能)、ビジネス向け会議室などを完備。2029年開業を予定しています。

IHGとの提携でグローバル競争力を強化

SCにとって、世界的ホスピタリティ企業であるIHGとの提携は、長期投資ビジョンの一環。
IHGの強力なグローバルネットワークとロイヤルティプログラム「One Rewards」を活かすことで、顧客へのリーチを拡大し、プレミアム市場での競争力を強化する狙いがあります。

これにより、SCは2029年までにホテル客室2,000室を擁する目標達成へ大きく前進することになります。

IHGの見解

IHG Hotels & Resorts 東南アジア・韓国担当マネージングディレクター、ヴィヴェック氏 は次のように述べています。

「タイは観光・ビジネスともに大きな可能性を持ち、インフラ面でも優れた戦略市場です。SC Assetとの協力により、voco Bangkok Siam をブランドの旗艦ホテルの一つとし、バンコクの新たなランドマークとして発展させたいと考えています」

現在IHGはタイ国内で40以上のホテル(9ブランド)を展開。今回のホテルはタイで2軒目のvocoブランドとなります。

vocoは世界25カ国で100以上が営業中、さらに95軒以上が開発中の急成長ブランドです。

 

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