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8夜連続! タイ東部で未確認ドローン発見!軍施設や大学を偵察か? 現地ではドローン対策未配備。
- 2025/8/9
- 事件(タイローカル)

タイ=カンボジア国境紛争は、停戦合意に至ったとはいえ、まだまだ予断の許さない状態となっています。
8月9日深夜午前0時30分、プラチンブリー県国道3077号線(プラーチーンブリー〜カオヤイ)沿いの観光サービスセンターに設置された警察検問所において、計4機のドローンが確認されました。
これらのドローンは、有名大学の上空や、タイ陸軍初の完全装備機械化歩兵師団である第2歩兵師団国王警護隊の施設周辺を旋回しながら偵察飛行を行っていたと伝えられています。
実は、このような状況が当地では8夜連続で続いており、ドローン禁止区域および警察の検問を全く恐れない挑発的行動だと現地メディアは報じています。
同時に、国道33号線沿い、ドンキーレック地区バーンノーンタレー橋付近でも、村長や自治防衛隊員ら5〜6人が監視を続けていたところ、同じく4機のドローンが高度30〜40メートルで偵察飛行しているのを確認しています。
関係者は、これらが「敵対勢力」によるもので、軍事地図の座標を収集する“ドローン・マッピング”によって、将来の対タイ戦争に備えている可能性があると過激な見方もされています。
軍・警察・行政・防災機関による合同調査会議を開き、現地調査とドローン捕獲機の使用を検討しているものの、プラチンブリー県には現時点で対ドローンシステム(Anti-Drone System)が未配備であり、今後の対応策を県警本部と協議しているといいます。
プラチンブリー県は、中国人詐欺拠点やカジノでも有名なカンボジアのポイぺトにほど近い場所に位置しています。