バンコク首都圏、泥酔した男が車で暴走、コンビニ前に停車中の警察車両に衝突し大破。警察官負傷。

7月20日午前1時20分ごろ、タイ・ノンタブリー県カンチャナーピセーク通り沿いにあるコンビニエンスストア前で、警察のパトロール車が、泥酔した男の運転する乗用車に追突される事故が発生しました。

現場では、黒のトヨタ・アルティスがパトロール用のピックアップトラックの後方に激突し、両車ともに大破した状態でした。
この衝突により、警察車両を運転していたクリッサナット巡査(35歳)が背中に痛みを訴え、追突した車の運転手であるパタラコン容疑者(36歳)も胸の痛みを訴えました。

通報を受けた警察と救助隊が現場に到着し、2人の負傷者をバンブアトーン病院に搬送します。
その後、加害者に対しアルコール検査が行われたところ、血中アルコール濃度は181mg%と法定基準を大きく超えていたため、医師による診断後に警察署で取り調べを受けることになりました。

警察官の証言によりますと、事故当時、パトカーはパトロール中にコンビニ前で一時停車しておりましたが、突然、後方から車が猛スピードで突っ込んできたということです。

また、事故現場近くにいた者は「大きな衝突音を聞いて外に出たら、黒いセダンがパトカーに突っ込んでいた。警官1人は車内に、もう1人は外にいて、加害者の男は車外で呆然としていた」と証言しています。

現在、警察は現場写真の記録とともに、パタラコン容疑者の責任を問うために取り調べを進めており、後日正式な起訴が行われる見通しです。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る