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- 教訓生かせず! タイ東北地方にあるゴム工場で火災。2020年にも発生した被害を大きく上回る恐れ。
教訓生かせず! タイ東北地方にあるゴム工場で火災。2020年にも発生した被害を大きく上回る恐れ。
- 2025/7/20
- 事故・火災(タイローカル)

7月20日深夜1時30分頃、タイ・ブリーラム県コークマー村にある「ノースイースト・ラバー社」で大規模な火災が発生しました。
現場は、輸出用の天然ゴムを保管していた倉庫で、非常に燃えやすい材料が多く、鎮火作業は難航しました。
火災発生後、20台以上の消防車が各地から集まり、消火活動を行っていますが、発生から6時間以上経過しても火は鎮まっていません。
朝には黒煙が上空に立ちこめ、約10キロメートル離れた地域にまで達しました。
消防隊は火の延焼を防ぐため、近くの燃料倉庫や他の建物への延焼を阻止するのに注力しています。
火災の影響
現場を視察したブリーラム県副知事によりますと、火災が発生したのは輸出用の天然ゴムの保管倉庫であり、非常に燃えやすい素材が火を勢いづけているため、消火に時間がかかっていると説明しました。
また、現在のところ黒煙には有害な化学物質は含まれておらず、人体には直ちに影響はないと見られていますが、念のため煙が到達した地域の住民にはマスクの着用を呼びかけています。
被害額についてはまだ正確な算定ができておらず、火災の原因も調査中とのことです。
過去の火災と比較
この工場では2020年にも一度火災が発生しており、その際の被害額は約500万バーツでしたが、今回はそれを大幅に上回る被害規模になると見られています。
タイヤ火災で、一切有害物質がでないというのも信じがたいので、少し調べてみます。