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タイ、サル痘感染で死亡者13名に。「性行為の時は、必ずコンドーム着用を」。
- 2025/7/12
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7月12日、タイ政府副報道官は、国内でのサル痘(モンキーポックス)の感染状況について発表しました。
タイ公衆衛生省疾病管理局によりますと、2025年の累計感染者は40人で、昨年(2024年)は176人、2023年は676人だったと発表しています。
これまでに報告された死亡者は累計13人です。
報道官は、「感染者数の傾向は減少しており、現時点では流行とまでは言えないが、特定のリスクの高いグループでは、依然として感染報告が続いています」と説明しています。
政府は、感染者が国外から流入する可能性を踏まえ、空港などでの水際対策の継続を同省に指示しています。
また、感染予防には特にリスクの高い行動への注意が必要で、コンドームの使用はサル痘のみならず、HIVや梅毒などの性感染症の予防にも有効であると強調しています。
サル痘予防のための政府推奨「5つの対策」
①発疹や水ぶくれのある人との接触を避ける
②不特定の相手との性行為を控える(主な感染経路の一つ)
③個人の衛生管理を徹底(石けんやアルコールジェルで頻繁に手洗い)
④タオルや衣服などの私物を他人と共有しない
⑤海外から帰国した場合、とくに中央・東アフリカ、中東地域からの場合は検査を受けること