タイ新型コロナ感染、深刻な状態に。サムットプラカーンでは学校閉鎖に。

ソンクラーンを機に爆発的に感染拡大中の新型コロナですが、その後、タイ公衆衛生省より事態は収束化しているとの報告があがっていましたが、そうではなかったようです。
事態は深刻だと報道するメディアもでています。

タイ公衆衛生省疾病管理局(DDC)によりますと、2025年5月18日から24日の1週間で新たに52,917人の新型コロナウイルス感染者が確認され、死亡者は4人にのぼりました。

このうち50,133人は外来患者(自宅療養等)で、2,784人が入院を必要とする重症例だと伝えています。

2025年初頭からの累計感染者数は186,308人で、死亡者数は44人となっています。

感染者数が多い上位5県

①バンコク:9,560人
②チョンブリー:3,337人
③サムットプラカーン:2,439人
④ノンタブリー:2,279人
⑤ラヨーン:2,152人

雨季と新学期で感染リスク上昇

疾病管理局は、雨季や学校の新学期による人の密集が感染リスクを高めていると警告。

特に公共交通機関・学校・病院・高齢者施設などでの感染が懸念されています。

主流株は「JN.1」、拡散力は強いまま

タイ医科学局(DMSC)によると、現在タイで主流となっている変異株は「JN.1」株で、全ゲノム解析の63.92%を占めているとのことです。

重症度はやや下がっているものの、依然として感染力は高い状態が続いていると報告されています。

サムットプラカーンでは学校閉鎖に

サムットプラカーン県バンプリー郡のラートウィニットバンケーオ校では、感染拡大を受けて、5月26日(月)~28日(水)の3日間、学校を閉鎖しオンライン授業に切り替えると発表しました。

生徒の安全確保を目的とした予防措置とのことです。

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