チェンマイ、「処女」専門売春組織を摘発。潜伏中の仲介役21歳女を逮捕。未成年少女を中国人に斡旋。

5月9日、タイ警察人身売買対策課(ปคม.)の捜査官が、ダーオプラカーイ容疑者(21歳)を逮捕しました。
容疑は以下の通りです。

・未成年者による売春の仲介および利益の獲得
・人身売買罪に関する共謀罪
・未成年者のわいせつ目的による誘拐・連行
・少女に不適切な行動を促す行為

逮捕はチェンマイ県チエンダオ郡内の歯科クリニック前で行われ、押収品として携帯電話1台が証拠として提出されました。

この事件は2023年3月、中国人顧客向けに処女の少女を高額で売春させていた組織を警察が摘発したことに端を発します。

被害少女は性的経験がない「処女」であることを条件に勧誘され、報酬は最大で12万バーツにのぼり、紹介者には中抜きの手数料が支払われていました。

容疑者の役割

捜査の過程で、今回逮捕されたダオプラカイ容疑者は、被害少女の写真を組織の幹部に提供し、選定を行わせた後、顧客に紹介する役割を担っていたことが判明しています。
逮捕時、容疑者はチェンマイ県で潜伏生活をしていたとみられます。

供述と今後の対応

取り調べに対し、容疑者は容疑を否認していますが、警察は今後も捜査を進め、関係者をすべて洗い出す構えです。

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