タイの夜は危険です! 病院長だって飲酒運転しています。タイ東北部でテレビ局カメラマン2名負傷。

タイ在住約15年の私は、基本的に夜はほとんどで歩きません。
特に車の運転は極力しないようにしています。
急激に飲酒運転者が増加するからです。
タイは、病院の医院長だって、飲酒運転しています。

4月30日午後10時16分頃、タイ東北部チャイヤプーム県にある飲食店前で、自動車が歩道に突っ込み、2人のテレビ局カメラマンが重傷を負いました。

警察や救急隊が現場に急行すると、白いトヨタ車が歩道に乗り上げて飲食店に突入し、物が散乱していました。

負傷者は以下の2名です。
・アマリンTVのカメラマン(33歳)
・タイラットTVのカメラマン(35歳)

いずれも店内で食事を注文しようとしていた際に衝突され、救急隊により重傷で病院へ搬送されました。

加害者は病院長、車に「公衆衛生省」表記も

車の運転者は、プッタ・サマッチャイ医師で、ノーンブアデーン病院の院長でした。
事故車には「タイ公衆衛生省」の表示があり、前方バンパーに衝突痕が確認されました。

事故直前、院長は近くの飲食バーから運転しており、歩道へ急激に突っ込む様子が監視カメラでも確認されています。
現場の状況から、減速する様子はなかったとみられます。

警察が飲酒検査を実施しようとした際、院長は水を飲んだり、トイレに行ったり、友人から乳酸菌飲料をもらって飲んだりするなど、検査を逃れようとする動きが見られました。
そのような対策を行った後でも、血中アルコール濃度119mg%を検出し(法定上限は50mg%)、大幅にオーバーした状態でした。

現在、警察は監視映像や証言の収集を進め、加害者に対する法的措置を検討中です。

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