タイ人女性お手柄! タイ・スワンナプーム空港で英国人男性の飛び降りを阻止。

タイのスワンナプーム空港で、英国人男性が高架道路から飛び降りようとする事件が発生したが、警察の迅速な対応と、交渉役を務めたタイ人女性の決定的な協力により、悲劇は回避された。

この事件は2月21日午後8時頃、空港の高架道路「出口ルート1」で発生した。2月23日、Facebookページ「Jor Jae Jab Jorn」が救出作戦の映像を公開し、事件が広く知られることとなった。

警察の迅速な対応

スワンナプーム空港警察署(空港1)のジャクラポン・ヌチャパドゥン警察大佐によると、外国人男性が高架道路の外側の縁に座ったり立ったりしているとの通報を受け、当局は緊急対応チームを結成。観光警察や空港パトロール隊と共に現場へ急行した。

問題の英国人男性は30歳の「ブラッドリー氏」とだけ報じられており、精神的に極度の動揺状態にあったという。警察は、状況の圧力を軽減するため、周囲の見物人を排除し、慎重に救出作戦を計画した。

タイ人女性の決定的な役割

状況打開の鍵となったのは、英語が堪能なタイ人女性の協力だった。彼女は交渉役として男性に歩み寄り、会話を通じて注意をそらす役割を担った。警察は、一般車両を装った車両で近くを通過するふりをし、タイミングを見計らって突入。

この計画が功を奏し、警察は男性を安全に確保することに成功。現場にいた通行人や警察関係者にとっても、大きな安堵の瞬間となった。

救出後の対応

救出後、ブラッドリー氏は混乱した様子で、質問に対して一貫性のない回答を繰り返していたという。現在、英国大使館が対応にあたり、家族が彼のケアのために来タイする予定となっている。

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