タイ向け日本産ゆず、きんかんの輸出が解禁! ~日本産かんきつ類の輸出可能品目が拡大~

今般、タイ検疫当局との間で、日本産ゆず、きんかん生果実の輸出に係る検疫条件について合意に達し、タイへのゆず、きんかん生果実の輸出が解禁されましたのでお知らせします。

           ゆず生果実
         きんかん生果実

 

1. 概要

タイは、日本産ゆず、きんかん生果実について、ミカンバエ等の病害虫が我が国で発生していることを理由に、これまで輸入を禁止していました。

 

農林水産省は、産地からの要望を踏まえ、ゆず、きんかん生果実の輸出が可能となるように、タイ検疫当局と技術的協議を積み重ね、今般、輸出に係る検疫条件に合意しました。

 

今後、この条件を満たす日本産ゆず、きんかん生果実の輸出が可能となります。

 

主な検疫条件は以下のとおりです。
(1)生産園地でのミカンバエの発生調査(3年以上)
(2)生産園地及び選果こん包施設の登録
(3)果実の表面殺菌
(4)タイ側検査官による査察

 

なお、本検疫条件は、既にタイ向けに輸出可能であるうんしゅうみかん等の生果実と同一条件になります。詳細は添付資料をご覧ください。

 

2. 参考

タイへの輸出を検討される方は、最寄りの植物防疫所にお問い合わせください。

植物防疫所ウェブサイト

https://www.maff.go.jp/pps/j/guidance/outline/index.html

 

3. 添付資料

タイ向け日本産かんきつ類生果実の輸出検疫条件の概要(PDF : 127KB)
報道発表資料(PDF : 788KB)

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