連日、大気汚染世界ワーストのバンコク、PM2.5対策で「ノーカーズ、ノースクール、ノーワーク」を導入。

バンコクの大気汚染が連日世界ワースト入りしていることを受け、バンコク都(BMA)は「ノーカー、ノースクール、ノーワーク」という三段階の対策を実施しました。

この対策は、主に車両の排気ガス、野焼き、不利な気象条件による粉塵拡散の阻害が原因とされる深刻な大気汚染を抑制することを目的としています。

「ノーカー、ノースクール、ノーワーク」の措置は、PM2.5レベルが以下の基準に達した場合に発動されます。

・5つの地区で赤色警報: PM2.5レベルが少なくとも5つの地区で赤色レベルに達した場合。

・2日間の予報: 2日間の予報で、少なくとも5つの地区で赤色レベル、または15の地区で橙色レベルに達すると予測された場合。

・換気が不十分: 換気率が1秒あたり3,000立方メートル以下の場合。

PM2.5対策の具体策

・ノーカーズ:内部バンコクおよびラチャダーピセーク環状道路への6輪以上の大型車両の進入を禁止。
ただし、適切なエンジンメンテナンスが行われた「グリーンリスト」に載っている車両は例外とされる。

・ノースクール:BMAの管轄下にある学校は一時的に閉鎖される。

・ノーワーク:通勤を最小限に抑えるため、民間および政府部門には在宅勤務を推奨する。

大型車両以外でも、黒煙ふかしている車がゴロゴロいますが、全くノーチェックでしょうか。
そもそも公共のバスが、もっとも大気汚染ワーストに貢献しているとの声もありますが、これに対して都はどのようにお考えでしょうか。

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