カンボジア政治活動家殺害事件の容疑者、バイクタクシーになりすまし逃走。すでに国外へ逃亡か?

元カンボジア野党議員で政治活動家のリム・キムヤー氏が、カオサン通り近くの寺院前で射殺された事件で警察は、元海兵隊員のエーカラック・ぺーノーイ、通称「エム軍曹」が実行犯の一人であると特定しました。

調査の結果、「エム軍曹」がバンコクのスワンルワン地区のモーターウェイ沿いのガソリンスタンドにホンダウェーブ125のバイクが鍵なしで放置されており、白いヘルメットが一つ残されていました。
バイクのシートを開けて調べると、5枚のビニール袋、短刀1本、鎮痛剤1シート、抗アレルギー薬1シート、デオドラントスプレー1本、車両登録証1枚、靴下2足、南京錠1セット、潤滑ジェル1本、タイバーツの硬貨、フットサルクラブのステッカーが見つかっています。

監視カメラの映像から、エム軍曹が1月7日18時21分にガススタンドにバイクを止め、その後逃走したことが確認されています。

容疑者は事件後、バイクタクシー運転手の制服を着てバイクをガススタンドに放置し、タクシーで逃走したと伝えられており、警察は指紋やDNAなどの法科学的証拠を収集していると説明しています。

バイクは事件の数日前から使用されており、その所有者が貸し出したかどうかも調査中です。

また、容疑者の行方については調査中であり、資金の流れも追跡中です。

被害者の妻からも有益な証言を得ていますが、詳細は現在公開できないとのことです。

事件が政治的な動機であるかどうかは不明ですが、犯人グループが複数人で行動していたことは確認されています。

容疑者がサラブリー県で目撃されたという情報もありますが、国外逃亡の可能性については調査中であり、警察は依然としてチャーエムを管理下に置いていると確信していると話しています。

バンコク・カオサン地区の寺院前で、フランス人男性が銃殺。男性はカンボジアの政治活動家という側面も。

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