ベトナム・ハノイのカラオケ店で火災、11人死亡。放火容疑で男性逮捕。カラオケ店とトラブルが原因?

ベトナムの首都ハノイで火災発生です。

12月19日、AFP通信はベトナムの首都ハノイで発生したカラオケ店の火災に関する続報を報じました。
この火災は12月18日深夜に発生し、少なくとも11人が死亡、2人が負傷しています。

警察によりますと、18日23時頃に火災の通報が入ったとされています。
調査の結果、放火の可能性があると見られ、容疑者の男性が取り調べのため逮捕されています。

火元は建物の1階から始まり、瞬く間に全館へ燃え広がりました。
近隣住宅の監視カメラには、男性が容器を持ってカラオケ店に近づく様子が記録されており、その後すぐに火が燃え上がったとのことです。

この男性はカラオケ店を訪れた際に店員と口論になり、店を出た後、ガソリンを購入して建物近くの多数のバイクが駐車している場所に燃料をまいた疑いが持たれています。

容疑者は火災が発生した日の深夜0時頃に逮捕されました。

ベトナムでは、2022年、ホーチミン市のカラオケ店で火災が起き、32人が死亡する過去があります。
その後の裁判では、警察官4名を含む6名が有罪判決を受けています。

この影響で、ベトナム全土のカラオケ店の約15,000店のうち3分の2以上が防火規制を満たさず、営業停止に追い込まれています。

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