コンケンの違法化粧品工場を摘発。タイ東北地方で広く流通・偽造商品４万点以上押収。

11月26日、タイ警察消費者保護課（ปคบ）は、不法化粧品工場の摘発を行いました。

摘発を受けた工場は、コンケン県チュムペー郡にあり、違法な化粧品約４万点、末端価格で200万バーツを超える商品が押収されました。

調査によりますと、この違法工場は住宅を改装して化粧品の製造拠点として使用し、製品をタイ東北部全域に供給していました。

証拠を集めていた警察は、23歳のジャンヤーを容疑者として身柄を拘束しました。

捜査により、以下のような機器が発見されています。

ラベル印刷機
プラスチック包装機
製品の箱を密封する機械
製造日を刻印するレーザー機械
熱風乾燥機

また、化粧品クリームを撹拌する機械も稼働中で、一部の製品は顧客への出荷準備が整った状態でした。
工場には製造許可証がないことが確認され、すべての機械と製品が押収されました。

容疑と警察の注意喚起

ジャンヤー容疑者は、「使用が安全でない化粧品の製造および販売」「偽造化粧品の販売」の容疑で逮捕され、警察に連行されていきました。

警察は、消費者に対して以下の注意を呼びかけています。

価格が安すぎる商品や、誇張された効果を謳う製品（「すぐ白くなる」「速く痩せる」など）には注意すること。
信頼できる販売元から購入すること。特に健康に関わる化粧品、サプリメント、薬などは慎重に選ぶこと。
偽造品や品質の低い商品を使用した場合、アレルギーや健康被害を引き起こし、高額な治療費が必要になる恐れがある。

普通に店舗で買えばいいんじゃん？って思うけど、タイ人ってインフルエンサーの実演販売とか、露天のお店で買ったりするんですよね～。