チョンブリー県にある話題の「魚カフェ」、公衆衛生局が調査の意向。衛生面と無許可問題が浮上。

11月23日、タイのチョンブリー県にある「魚カフェ」が話題となり、公衆衛生局が調査に乗り出すことを発表しました。
このカフェでは、飲食エリアの床が水槽と一体となっており、顧客が足を水に浸しながらお菓子や飲み物を楽しむというユニークな商法が話題となっています。

水中には魚が泳いでおり、このアイデアがSNSで話題となる一方、衛生面や魚への健康を懸念する声が上がっています。

衛生基準:公衆衛生局のアムポーン局長によると、2018年の食品販売施設の衛生規則では、飲食エリアの床に関する具体的な衛生基準は設けられていないと語っています。
ただし、キッチンの床については基準が規定されています。
また、地方自治体の規則も参照する必要があると指摘しています。

動物飼育の許可:このようなビジネスは、動物を利用して顧客を呼び込む形式とみなされるため、2015年の「健康に害を与える事業」に関する省令のもと、ペット関連の事業として別途許可が必要になる場合があります。

今後の対応

アムポーン局長は「衛生面に関しては明確な違反は確認されていないが、動物飼育に関しては事前の許可が必要だった可能性がある。この件については地方自治体と協力し、国民の安全を最優先に対応する」と述べています。

公衆衛生局は現地調査を行い、関係機関と調整を進める予定とのことです。

タイでは「足」は不浄のものとみなされ、人に足を向けられたり、近づけられたりすると烈火のごとく怒ります。(するほうは気にしなかったりしますが)
他人の足が浸された一緒の空間に耐えられるのでしょうか?

タイ・チョンブリー県にあるユニークな「魚カフェ魚」。清潔管理や魚の飼育状態に疑問の声。

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