組織的な陰謀か?! 行政裁判所、ビッグジョーク警察元副長官の敗訴報道に、メディアによる誤報を指摘。

やはり現政権の闇は深い(不快)です。

11月21日、行政裁判所事務局は、元タイ国家警察副長官スラチェート氏(通称ビッグジョーク)が警察委員会に対する訴訟で敗訴したとする報道について、最高行政裁判所はまだ判決を下していないと発表しました。

中央行政裁判所事務局は、スラチェート氏がタイ国家警察を相手取り、自身の解任命令の無効化を求めた訴訟について、裁判所が引き続き審議中であることをメディアに伝えました。

スラチャート氏は8月27日に訴訟を起こし、解任の無効化と自身の復職を警察委員会に命じることを裁判所に求めました。しかし11月13日、タイメディアは彼がタイ国家警察長官、警察人事保護委員会、警察委員会議長の立場にある首相を相手取った訴訟で敗訴したと報じました。
(その報道にのっとって、本誌でも同様の内容をお伝えしました)

元タイ警察副長官スラチェート氏、最高行政裁判所の政府よりの判決で、復職の道断たれる。

事務局はこの誤報の原因について詳細を説明していませんが、ポラマット検事は、最高行政裁判所の判事全員が解任命令の執行停止仮処分を認めなかったことをメディアが誤解した可能性があると指摘しています。

ポラマット氏によると、高官が解任命令に対する訴訟を中央行政裁判所に起こした場合、法律により最高行政裁判所の全判事が審議する必要があります。
その過程で5人の裁判官が審議し、全判事に意見を提示しますが、今回は仮処分を出すという提案が全判事によって否決されました。

また彼はスラチャート氏には退職年齢に達するまで6年もの時間があるため、仮処分を出さないという判断が下された可能性が高いと説明しました。
裁判所の最終的な判決には約1年半かかると見られていますが、それがスラチェート氏に大きな影響を及ぼすことはないとの見解を示しています。

検事の言う通りタイメディアの誤解か、もしくは右系(政府系)メディアのプロパガンダか?
まさか、タクシンを愛してやまない日本のクォリティペーパーの差し金じゃないですよね?

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