タイ仏教界、アート商品に過剰反応? 先ずは腐れ坊主の規律を正せ!とネット民、激おこ反論

タイでは依然として、支配階層とそれ以外で明確なヒエラルキーが存在しますが、一般市民の方がよっぽど常識的です。

昨日お伝えしました、国家仏教局の副局長ブンチャート氏が、仏頭に似たアートトイの商品を批判したことについて、タイのネット民らが猛反発しています。

先ずは、昨日の記事をご覧ください。

仏頭のマスコットに、タイ仏教界が「喝ッ!」。宗教的な意味合いはないと思うのですが…。

ブンチャート氏の投稿が広まった後、多くの人々から反対意見が寄せられました。
具体的には以下の通りです。

〇僧侶が女性に大盤振る舞いしたり、適切でない行動をとっても黙っているのに、キーホルダーには過敏に反応するのか。

〇僧侶が酒を飲んだり、薬物に手を出したり、女性と関係を持ったり、教えをねじ曲げたりしても何も対処しないのに、仏頭のキーホルダーには過敏に反応するのはなぜ?

〇アローア(仏頭を模したタイの伝統菓子)の時からこの手の問題に過敏すぎるが、問題のある僧侶には無関心なのか。

〇キーホルダーは見ていて気持ちが落ち着くが、問題のある僧侶を見るとイライラする。

〇キーホルダーと仏像の違いはほとんどないが、仏教局はもっと重要な問題を放置している。

〇僧侶の戒律違反の問題にもっと過敏であるべきだ。

〇まずは僧侶たちの行動を点検して、信者が信仰を失わないようにすべきでは?

〇日本ではさらに多様な仏教関連のアートがあるが、僧侶が問題行動をとることはない。

〇仏像と同様、商品に過ぎないではないか。

〇キーホルダーはかわいらしく、まさにソフトパワーの活用例と言えるね。

どちらがまともかは、世間一般の人にはわかりますね。
どんな時も、権力者側の人間だけが、判断がつかないのは、なんでだろう?

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