【タイ】なんでも運ぶよ、どこまでも。キングサイズのベッドをバイクでデリバリー。

安さには理由がある?!

11月6日、タイのチャチュンサオ県のスウィンタウォン通りで車を運転していた地元メディアの記者が、白い大きな物をバイクに乗せている姿を目撃しました。
近づいて見ると、それは6フィートもあるキングサイズのベッドマットレスでした。

このバイクを運転していたのは民間配送会社の配達員で、近くの村の顧客にマットレスを届けるところだったと言います。

デリバリーバイクは、記者が追跡して見守る中、無事に目的地へ到着しました。
顧客は配達員の苦労に感謝し、彼に追加のチップを渡しました。

52歳の顧客、サムンさんによると、彼女はTikTokアプリで4,900バーツのマットレスが2,456バーツに値引きされているのを見て注文したと話します。
しかし、まさかバイクで配達されるとは思わず、倉庫まで取りに行くこともできなかったため、自宅まで届けてもらうよう頼んでいました。
実際に配達員が大きなマットレスをバイクで運んできたことに、彼女は驚きと感謝の意を表していました。

24歳の配達員ナッタウットさんによりますと、最初は自分の同僚が配達すると思っていたのですが、最終的に自分の担当となり、配達地点は倉庫から約2~3キロメートルだったので、バイクにマットレスを固定して慎重に運んだと話しています。

しかし今回の配達報酬はわずか8バーツだったそうですが、顧客から追加でチップ300バーツをもらったので、感謝されたことに喜びを感じたと語っています。

とりあえず、よしよし…、ってわけないでしょ。
非常に危険な運転ですし、事故にあって人が死亡しても補償する気もないのに、こんなことされたら死んだ人は浮かばれません。(実際そうですが)
地元メディアはスクープのように報じていますが、こんなご都合主義のやり方を賛美するようなニュースはいかがなものでしょうか。

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