「安全二の次」バンコクの建設現場で防塵パネルが落下、作業員6名負傷。 鉄筋胸部貫通など重傷者4名。

「安全二の次」ずさんな工事の結果…、です。

建設中のコンドミニアムの6階に設置されていた防塵パネルが落下し、作業員6名が鉄筋で刺さるなどして負傷しました。
うち4名が重傷を負っています。

工事プロジェクトの代表は、今回の事故はコミュニケーションの不備が原因の可能性があると考え、一時的な工事停止を指示したと話しています。

11月6日18時30分、警察は、バンコク・ドゥシット地区サムセーン通り24にある建設現場で、鉄骨構造物の崩壊による多数の負傷者が出たとの通報を受け、現場に急行しました。

負傷した作業員6名のうち、1名の作業員は鉄筋が胸部を貫通し、重傷を負っていました。
他の負傷者5名のうち、3名が重傷、2名が軽傷となっていました。

しかし現場スタッフは、メディアの現場立ち入りを許可せず、外側からの観察のみを許可していました。

工事プロジェクトの安全管理担当者は、今回の事故はクレーンや足場の崩壊ではなく、6階(高さ約18メートル)から防塵パネルが3列にわたって落下したことによるものであると説明しています。

この場所では通常、約10名の専門チームが管理していましたが、本日は新しいチームが初めて10時から作業を開始しており、今回の事故はチーム交代によるコミュニケーション不足が原因の可能性があると述べています。

それがずさんだということです。

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