「俺の縄張りだ、降りろ!」プーケットで、Boltタクシーを恐喝してきたバイクタクシー男を逮捕。

10月31日午後5時30分頃、事件は、プーケット県カトゥー地区パトンのローマ駐車場で発生しました。

32歳の女性タクシードライバー、タナポーンさんが、Boltアプリで予約したアジア系観光客を空港へ送迎するために迎えに行ったところ、あるバイクタクシーの運転手が近づいてきてタクシーのドアを開け、彼女に詰め寄ってきました。

運転手は、彼の縄張りで客を拾うなとタナポーンさんを脅しにかかり、観光客がアプリで予約したことを説明しても耳を貸さず、観光客2人に降車を命じてきたと言います。

観光客もタナポーンさんも恐怖を感じたため、バイクタクシーの言う通り、観光客は車を降りることになりました。

11月2日、パトン警察はバイクの車両登録番号からこの運転手を特定し、男を発見します。

その際、運転が酩酊状態だったため、一度停車させると、バイクのシート下から半分飲まれたタイ産ウイスキーが発見されました。

その後、運転手をパトン警察署に連行しました。
呼気検査の結果、アルコール濃度は法定限度を超える75 mgだったと伝えられています。

そして警察は、この男こそがタナポーンさんと観光客を脅した人物と特定しました。

容疑者チャンペンには、飲酒運転、無許可車両の使用、ヘルメット未着用、車両登録証の不携帯、公共交通運転免許の未取得、年間車両税の未納などの罪が上げられています。

同日午後1時、タナポーンさんは警察署で供述を行い、チャンペン容疑者に対して脅迫罪での追加起訴を求めました。
この罪には最長1か月の禁錮刑、または最大1万バーツの罰金、もしくはその両方の罰則が科される可能性があるとのことです。

ただ大概、かなり軽微な罰則で放免されてしまうので、また同じことが繰り返されてしまうのですけどね。

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