タイ警察の恐喝チームが、中国人らを恐喝し500万バーツ以上をゲット!容疑者12名のうち10名が警察官。

CCIB(サイバー犯罪捜査局)の上級警官が主導する警察チームが、サムットプラカーンのある住居に立ち入り調査に入った際、バヌアツ国籍の男性に賄賂を要求した事件に関し、CCIB所属の6人の警官が恐喝の容疑で逮捕されました。

この事件の容疑者は全員で12名おり、そのうち7名(6人の警官と1人のタイ人男性)が逮捕されています。
他の容疑者3名
も警察官で、既に出頭しており、残る2名(タイ人女性と中国人男性)は逃走中だと警察は発表しています。

恐喝の容疑で逮捕された6人の警官

事件の被害者であるバヌアツと中国の国籍を持つ外国人5人は、10月16日夕方にサムットプラカーン県バーンプリー地区の自宅に「警官」を名乗るグループが押し入り、捜索令状を提示されたと訴えました。
彼らはタイ語が読めず、提示された文書の確認はできませんでしたが、パスポート偽造事件の共犯者がこの家に住んでいるとして、県裁判所が発行した捜索令状だと説明されたと述べています。

そして、この「警官」たちは家の住人の携帯電話とコンピュータを押収し、バヌアツ人男性であるサイに対し、起訴を取り下げる見返りとして3億バーツ相当のデジタル通貨を送金するよう強要してきたと主張しています。

サイがその額を支払えないと伝えると、グループはサイ、彼の妻、中国人の友人、メイドを車に乗せ、バンコクのラックシー地区にあるCCIB事務所に連行してきました。
サイは取り調べ室に連れ込まれ、要求額を500万バーツに減額する交渉を行ったため、9,253 UDSTと140,000 UDSTの2回に分けて送金することになりました。

容疑者たちはその後、4人を解放し、携帯電話は返却しましたが、サイのコンピュータは返却しませんでした。
さらに、10月17日にTelegramで再度サイに接触し、家を捜索する情報を提供した人物の身元を明かす見返りとして70万バーツを要求きました。
サイは20,895 UDSTを送金しましたが、その後は連絡が途絶えたと話しています。

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