dwp「バンコクの魅力を新しい視点から再定義」。若者にフォーカスした「Moxy Bangkok」について講演。

dwp(Design Worldwide Partnership)社のアソシエイト・デザイン・ディレクターであるトッサリット・アチャリヤサート氏(ทศฤทธิ์ อัจฉริยศาสตร์)は、タイで何十年もの経験を持ち、世界的にも多くのプロジェクトを手掛ける国際的な建築・デザインコンサルティング会社の代表として、またFood & Hospitality Thailand(FHT)の招待講演者として登壇し、「Redefining Bangkok’s Allure – バンコクの魅力を新しい視点から再定義する」というテーマについて講演しました。

この講演では、持続可能なデザインのコンセプトに基づいて、ユニークで記憶に残る空間を作り出すことに重点が置かれました。

「現代のデザインにおいて重要なのは、環境に配慮しながら住民の生活の質を向上させる持続可能なデザインのコンセプトです。特にバンコクの旧市街地など、歴史ある場所において、このようなデザインはその場所の魅力をさらに引き出すことができます」とトッサリット氏は述べました。

トッサリット氏が例として挙げたプロジェクトの一つが「Moxy Bangkok Ratchaprasong」です。同氏は、「このデザインは、若い世代の旅行者を惹きつけること焦点を置き、明るい色彩と楽しいスタイルを採用しました。
バンコクの象徴的なランドマークであるスカラ劇場やリド劇場をホテルの特徴として取り入れ、素朴なコンクリートの壁や黒い鉄材を使用して、都市の雰囲気やラチャプラソン地区の活気を表現しました。
壁にはストリートアートやペイントが施され、さらに現代的なタイらしさを強調するために布や色、模様が加えられています」と説明しています。

また、Moxy Bangkok Ratchaprasongのデザインには、AI技術がうまく取り入れられ、ホテルの特徴をより際立たせる助けとなっています。
「Moxy Bangkok Ratchaprasongは、私たちが誇りに思うバンコクの新しい視点を本当に表現した、最もエキサイティングなプロジェクトの一つです」

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