「安全二の次」プーケットの建設現場でミキサー車が転倒し穴にスッポリ。下敷きとなった運転手が死亡。

プーケット県の建設現場でコンクリートミキサー車が転倒し、運転手が車体の下敷きとなって死亡するという事故が発生しました。

月29日、プーケット県チェンタレー警察は、コンクリートミキサー車が建設現場で転倒し、運転手が車内に閉じ込められていると通報を受けました。
事故現場は、チェンタレー地区のコンドミニアム建設プロジェクト内で発生しました。

現場に到着すると、深さ約4メートルの建設現場の穴にミキサー車が転倒しているのが発見されました。
運転手は車体の下敷きとなっており、救助隊は呼びかけを行いましたが、応答はなく、すでに死亡していると見られました。後に、死亡した運転手はピ
チット県出身の55歳、ギンさんと判明しています。

亡くなった運転手の妻によりますと、夫は午前11時頃、5立方メートルのコンクリートを建設現場に届けるために運転していた際、事故現場の穴を通過しようとした時、穴の縁の土が滑り落ち、車が転倒したとのことです。

その後、救助隊が切断機を使い、午後1時15分頃に車から遺体を救出しました。
運転手は既に亡くなっていました。

本誌では何ども訴えかけておりますが、タイの全ての場所では「安全二の次」となっています。
安全には、時間と手間とお金がかかりますが、結局このような事故が起こるようでは、その方が近道であるとともに信用や良い評価も生まれます。
時間と手間とお金と言いましたが、どうもこの中で一番障壁となっているのは一番コストのかからない「手間」のようです。

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