タイ北部、女子大生の格好をした連続窃盗犯は「男」だった! 捜査攪乱? それとも普段から…。

9月20日、警察は、18歳の男性ヂロート容疑者(姓は非公開)をタイ北部の街ウッタラディット県のホテルで逮捕しました。
容疑は「夜間窃盗及び窃盗品の所有」です。
犯行時に使用された女子学生用の制服やカツラ、現金約3,000バーツも押収されています。

9月18日夜、ウッタラディットのカフェで金庫から現金4,000バーツが盗まれる事件が発生しました。
翌日、カフェのオーナーが警察に通報し、防犯カメラの映像から、長いウィッグを着けた女子学生風の人物が犯人であることを特定しました。

さらに容疑者は、チェンマイからウッタラディットに電車で移動していたことが判明し、容疑者として逮捕に至りました。

取り調べでヂロート容疑者は、9月15日にチェンマイから電車でウッタラディットに到着した後、犯行に及んだことを認めました。
また、他のカフェでも300バーツを盗んだこと、さらに9月14日には、チェンマイ大学の男子学生寮でノートパソコンや携帯電話を盗んだことも認めています。

チロート容疑者は、2022年9にも13歳の少女と共にサンカムペーン地区にある寺院の募金箱から、お金を盗んで逮捕された過去がありましたが、その時は未成年だったため軽い処罰にとどまっていました。

犯罪と罰則のバランスが悪ければ、犯罪をした方が得だという考え方に到達します。
逮捕されても「捕まってもこの程度か」と思われたら、このように何度も犯罪を犯す人間が増えるばかりです。

しかし、この犯人の写真、おそらく逮捕時のものだと思うのですが、普段からこの格好なのか?
それともわざわざ犯行時と同じ格好をさせ、記念撮影?
現場検証時ならわかりますが…。

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