タイ版「風が吹けば…儲かる」は「選挙が始まれば、〇〇が儲かる」。さて〇〇とは?

タイの政治中枢は、現在選挙一色のような様相となっていますが、タイでは選挙があるとあるものの売れ行きが良くなると言われています。
一体なんでしょう。

ズバリ!答えから申し上げますと、マリーゴールドの花です。

トラン県のマリーゴールド農家によりますと、マリーゴールドの売り上げが伸び、各生産者は週に約7,000バーツの収入を生み出すと言います。

何故マリーゴールドが選挙が始まると売れるのか?といいますと、選挙の候補者が集会中に着用するためにこのマリーゴールドを使用した花輪をよく身につけるからだそうです。

トランに住むブーンチャイさんは、6か月間マリーゴールドを育てています。
彼の話しでは、次期選挙のために需要が高まっていると言います。

今では、常連の花屋がマリーゴールド畑に花を買いに来るだけでなく、選挙候補者の選挙運動家も大量に花を買いに来ます。

以前はトランでしか花を売ることができませんでしたが、現在はパッタルン、ソンクラー、プーケット、クラビなど、いくつかの地域から注文を受けているとブーンチャイさんは述べています。

さしづめ「風が吹けば桶屋が儲かる」のタイバージョンは、「選挙が始まれば、マリーゴールド農家が儲かる」でしょうかね。

 

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