ヲタクの聖地、タイの秋葉原「MBKセンター」に「九州じゃんがららーめん」が近日オープン!
- 2021/9/26
- 日本料理
タイはラーメン出店戦争中。
「一風堂」や「ばんからラーメン」、「MENSHO TOKYO」など日本でも有名な店舗が成功を納め、コロナ禍でも「蔦ラーメン」や「六九麺」など高級店が続々とオープンを迎え、評判を得ています。
そのような中、今一歩飛び出せないのが、タイの「九州じゃんがららーめん」。
以前、日本人のベッドタウントンローの中心地、J AVENUE2階に出店していましたが、あえなく撤退。
その後、BTSチットロム駅至近のオフィルビル「パークヴェンチャー」内に、小さなカウンター店を出店して、細々と営業を続けていました。
しかしそこで奮起し、心機一転、意気揚々と2021年4月にトンローにある商業ビル「エイトトンロー」地下に、本格店舗をオープンいたのはご存じだろうか?
トンローにお住いの方でも意外としらない方もいらっしゃるかもしれません。
なぜなら、地下一階という立地で表に看板もなく、しかもオープンした直後に店内飲食禁止のロックダウンが敢行。
もう弱り目に祟り目です。
「九州じゃんがららーめん」がトンローに帰ってきた!
と銘打って、本誌で記事を作成しようかと実食までしてきたのですが、あえなくお蔵入りとなってしまいました。
※写真は2021年4月に撮影したものです
「九州じゃんがららーめん」。日本では大好きなラーメン店の一つであったので、是非応援してあげたいところなのですが、タイではイマイチ上手く行っていない感があります。
それでもトンロー店は現在絶賛稼働中であり、「パークべンチャー」店の価格を踏襲しており、リーズナブルに日本のラーメンを楽しむことができます。
(レビューの方は、前回の記事をご参考ください)
そしてさらに、まだまだ攻撃の手は休めていません。
なんと!あの日本人にも馴染みの深い、近年ではヲタクの聖地となりつつある「MBKセンター」G階に新店舗のオープンを予定しているのです。
この「MBKセンター」、新型コロナの煽りを受け外国人観光客が来ない今かなり寂しい状況が続いておりますが、何故か5階の「RAMENGA」という店舗は、足げに通う利用客が絶えません。
「8番ラーメン」のおかげで、日本スタイルのラーメンが好きなタイ人はたくさんいるのですが、高級店では一般のタイ人が頻繁に通うには財布に厳しい。
かといって、「ラーメン8番」以外の新たな味にもチャレンジしたい、そういった客層をとりこんでいるのかもしれません。
そういった面をふまえてのマーケティングであるならば、かつての「J AVENUE」店時代の高級ラーメン路線から一転、現在の低価格での「九州じゃんがららーめん」の戦略と「MBKセンター」出店は、勝算があると言えるだろう。
さらに新型コロナが落ち着けば、ヲタクの聖地、タイの秋葉原としての「MBKセンター」も戻って来るでしょう。
そう、「九州じゃんがららーめん」の本店は秋葉原にあるのです。
タイの「九州じゃんがららーめん」は、ここタイの秋葉原「MBKセンター」から、復活の狼煙を上げていくのかもしれない!