タイ、外国人受け入れ計画全般に一か月ほどの遅れが生じる可能性。本命は11月からか?!

パタヤ市長のソンタヤー氏によると、当初パタヤなど5都県で10月1日に外国人観光客受け入れを再開する予定でしたが、スケジュールが延期される可能性があると言及しています。

いわゆる「パタヤムーブズオン」観光プロジェクトは、タイ国政府観光庁(TAT)と観光スポーツ省によって確認されたように、10月1日に再開する予定であるとソンタヤー氏は語ります。

チョンブリーは、10月1日の再開が計画されている5つの県の1つです。
ただし観光事業の再開が見られるのは、指定されたエリアだけになります。

5つの県は、バンコク、チョンブリー(パタヤ市、バンラムン地区、サッタヒープ地区)、ペッチャブリー(チャアム地区)、プラチュワップキーリーカーン(フアヒン地区)、チェンマイ(チェンマイ市、メーテーン、メーリムン、ドーイタオ地区)になります。

TATのユタサック知事は18日土曜日に、バンコクを除く4つの県が再開の準備ができていると述べていました。

バンコクは、新型コロナ新規症例において連日タイ国内で最大件数を報告しており、アサウィン知事は、首都が外国人観光客に戻るための3つの条件を提示しています。
それは人口の70%のワクチン接種、症例数の減少、病床占有数の減少がそれになります。

バンコク知事が示す、外国人観光客受け入れに必要な3つの条件とは?

アサウィン知事は、11月中旬近くに再開することを検討しています。

21日火曜日にソンタヤー氏は、パタヤは10月1日に外国人観光客を歓迎する準備ができていると述べたが、日付が延期される可能性があると失望の余地を残しています。

一方、パタヤの有名な観光スポットであるアルカザールキャバレーショーシアターは、10月1日に再開する準備がまだできていません。
アルカザールの幹部であるパウィンさん(42歳)は、昨年2月のCovid-19の発生以来、パタヤには顧客の大部分を占めていた外国人観光客がほとんどいなかったと述べます。

コロナ禍以前のアルカザールは、カラフルな衣装を着たニューハーフのパフォーマーとハイテク照明でショーを上演する、市内で最も有名な2つの劇場の1つでした。
ちなみにもう1つはティファニーです。

アルカザールは現在一時的に閉鎖していますが、その間も約400人のスタッフの世話を続けているとパウィン氏は語ります。
これまでも顧客の90%以上が外国人観光客であったため、アルカザールは10月1日も閉鎖されたままになると述べます。
そして外国人観光客が自信を持って帰国し、到着が安定したら再開すると付け加えました。

またタイメディアが報じる内容によると、本来TATが主張していた10月1日に観光客を受け入れる全ての地域で、1カ月程度の遅れが生じるだろうという論調に傾いています。
該当箇所であるチェンマイは、全面オープンではなく最初にプーケット「7 +7」計画に参加することから始めたいと方向を軟化させてきていると言います。

現場レベルでは、一日を焦っても仕方ないという論調のようですが、メンツにこだわる勢力もありますからね~。
さてどのような決断となりますやら。
一先ず、慌てない方が良さそうです。

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