2時間が20分に! タイ・サムイ島高速道路計画、2029年に着工予定。バイクは通行禁止。
- 2026/2/14
- タイ南部

タイ高速道路公社は2月13日、「サムイ島連絡高速道路」建設計画に関する第3回公聴会を開き、事業の最終調査結果を公表した。
総工費は約740億バーツ。2029年に着工し、2033年末の開通を目指している。
計画によると、総延長は37.41キロメートル。スラータニー県ドンサック郡を起点に、ナコンシータマラート県カノム郡を経由し、サムイ島へ至る4車線の高速道路を整備する。
最大の特徴は、約22キロに及ぶ海上橋で、ケーブルステイ方式を採用。
橋下は高さ50メートル以上を確保し、大型船舶の航行に対応する。

完成すれば、現在フェリーで約2時間かかる移動時間が約20分に短縮され、24時間通行が可能となる。
アクセス制限の解消により観光振興や物流効率化が期待される。
利用者の支払い意思調査では、乗用車1台あたり1,000~1,200バーツの通行料を許容するとの結果が示された。
同公社は、本事業により30年間で約4,000億バーツの経済波及効果が見込まれると試算。
橋梁には電力・水道・通信インフラも併設し、サムイ島の基盤強化にもつなげる。

一方、橋の高さは海面から50メートル超(約20階建て相当)で海風が強いため、安全上の理由からオートバイの通行は禁止する方針。
代替措置として、バイク輸送サービスやフェリー利用の継続を検討する。
土地収用については、市場価格に基づく公正な補償と透明な手続きを行うと強調しており、今後は環境影響評価(EIA)を経て、2027年までに閣議承認を目指し、官民連携(PPP)方式での事業化を進める。






































